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執筆者の写真友理香 植野

2023年の世界の情勢と日本の状況を見て、二極化が進んでいることを実感したこと


2023年に行われたエキシビション。 素晴らしいものばかりでしたね。


金はなぜ有事に強いのか…と考えられるのは、持ち運びに便利なために、宝石類や金・プラチナなど貴金属全般が有事 = 戦争には強いと思われがちだそう。 もし他国で難民となって逃げ惑う場合、不安定な紙幣よりも機能的に便利だという考えがあるからだとか。


確かに通貨価値が危機に陥るような有事の際は、資産防衛のために金やプラチナなどといった換金性の高いモノに買いが集中することは珍しくはないですよね。 有事の際には金の相場が高騰して、逆に社会情勢が落ち着いている時は相場が下がるパターンだったり。


ただ近年では高騰続きなので、従来のセオリーが適用されてはいませんが。 最近では「 換金性の高いモノ 」として、高級時計も名を連ねているそうなんです。 全ての時計が…ではなく、世界的に人気が高くて、活発に売買されている時計ブランドのモデルです。


他の安全な地域の通貨で換金がしやすいこと、また換金できる場所 ( 日本で言う買取店等 )も豊富に存在するからなんですって。 腕時計は金の延べ棒などと異なり、持ち運べるといった利点もありますね。 資産性の高い高級時計を購入して、必要に応じて換金する…


ちなみに金( ゴールド )のデメリットとしては、利息や配当が付かないことですし、また( ゴールドの )時計の場合は需要があっての価格になるので、一過性ではなく長年愛され続けている定番ブランドから選ぶべき。 ただ時計の場合には、メンテナンスも必要です。


また当然のことですが、紛失や盗難には気をつけないといけません。 インゴットであれ金庫に保管する,また純金積立などをを行えば、ある程度のリスク回避ができます。 ただ腕時計は持ち歩くもので、海外では高級腕時計を着けていると、盗難のリスクは高いです。


実際に周囲の富裕層の方たちは、時計はロレックスよりもパティックフィリップを選ぶ方が多いかも。 というのもパティックフィリップの考え方が、「 永久修理 」を謳っているから。 つまりは自社製品であれば、生産終了したものでも永久的に修理をするということ。


廃盤になった個体のパーツがあるのは、消費者側は安心できること。 パテックフィリップは「 自社製品なら永久に面倒見る 」と言っているのは、並大抵のことではありません。 あと今回の展示会で世界と日本の状況を見せつけられたように感じた内容でしたね。




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