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「 When you’re at your highest, that’s when the devil will come for you. ( 頂上に登りつめた時に、悪魔はやってくる ) 」

2022年のアカデミー賞授賞式でのクリス・ロックへのウィル・スミスのビンタ攻撃は、とても衝撃的なことでした。 日本の方はウィル・スミス氏に共感を示していた方が多かったようですが、「 こんな公の場所での暴力を肯定するの? 」と個人的には思いましたね。


その逆で「 言葉による暴力は? 」と思う人もいるハズで、( あまり日本では知られていないようですが )アメリカでは、ウィル・スミスの奥様:ジェイダ・ピンケット・スミス氏は、日本だと渡〇建や東〇昌〇氏の女版と言われているそうなんですよね。


その背景を知るとウィル・スミス氏がジェイダ・ピンケット・スミス氏に対して抱えている苛立ちや不満を、他人で発散させたように感じたのです。 ウィル・スミス氏はアメリカ国民から嫌われたそうですが、もしかして心の病気を抱えてる…と感じましたが。  

 

ジョークはどんな場面でも必要なことではあるけれど、こちらは何とも思ってない一言が、思わぬ方向へ行くこともあるのだなぁとは思ったこと。 それよりもビンタ騒動の後で、デンゼル・ワシントンが、ウィル・スミスへかけた言葉がスゴイ重みがあります。

 

それは 「 When you're at your highest, that's when the devil will come for you. ( 頂上に登りつめた時に、悪魔はやってくる ) 」 「 人生における頂点という時こそ、悪魔の囁きに気をつけろ 」とアドバイスをしたそうで、この言葉には重みがあると思います。


周囲の人たちがドン引きしている場面になったとしても、声をかけてハグすることに、人としての温もりや心の深さを感じます。 ただ司会者のクリス・ロックは、過去にアカデミー賞でアジア人へのふるまいが差別的だったと話があったけど、再登場させるのもねぇ…


この英語の言葉だと、「 好事魔多し 」になるのでしょうか? 自分の調子がよいときほど、他人から邪魔をされたりするし、自分がミスをしたりして痛い目にあったりします。 だからこそ気を付けるべきだということを、戒めとして伝えている言葉なのです。


つまり英語での言葉も、日本語でも言葉でも、自分が浮かれてしまっている様子を自戒するようなシーンにも有効なことわざといえるでしょう。 もともとは漢文での『 好事多磨 』が語源で、自分への戒めの言葉として英語でも日本語でもシッカリと覚えておきたいです。

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