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「 世界でいちばんやさしい国 」というデータから思うこと

イギリスの慈善団体「Charities Aid Foundation」が行った世界寄付指数に関するデータがあるそうで、139カ国の146,000人以上の人々からのアンケートを実施したとのこと。 そこから「 世界で一番優しい国 」が、データーから分かるということです。 

そのデータでは1)寄付金の額 2)ボランティアへの参加 3)見知らぬ人を助けるという3つの項目で、他者への寛大さを測定したアンケートの内容になっています。 多くの方は結果をイメージすると、欧米の国々を思い浮かべるかもしれませんね。

ですが実際の結果を見てみると、中東であったりアジアが上位を占めているのです。 ちなみに欧米の方たちの寄付に対しての考え方は、基本的には3つあると個人的には考えています。 まず(1)寄付が文化として根づいている (2)節税対策であると思われます。

あと(3)良いことと悪いことのバランスを取る (4)社会的にアピールする (5)幸せを感じるからということもある。 (1)から(5)の理由であっても、( 私が知る )豊かさに恵まれている人は、惜しみなく出しているのが本当のところ。

大富豪の方たちが単に節税目的だけで、多額の寄付をしているのかというと、そうとは限らないと思います。 だってビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏などが、ご自身の資産のかなり大きな割合を慈善事業に寄付して話題になっていますよね。

そこには人のために活動する慈善慈愛のキリスト教精神の理想が文化的背景としてあるというレポートもありました。 家族が通っていた学校はベースがキリスト教なんですが、個人や企業による社会貢献活動を小さいころから教えています。 分かりやすくね。

実際にキリスト教以外の宗教でも、「 UK 」の考えや富を再分配することが教えに合ったり、また「 よい行いをすればよい報いがある 」という「 因果応報 」の思想に基づいていたりしますよね? 残念なのは日本は、とっても意識が低いことです。

寄付 = お金とは限らなくて、自分の時間や労力などだっていいと思うのです。 豊かさに満ち溢れている人というのは、ドンドンと自分の持つ豊かさを手放して、循環をさせているから。 ドンドンと送り出していくと、豊かさが更にやってくるのですから。



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