( 平成26年―中小企業庁:個人事業主を巡る状況と事業承継に係る課題について)
◆我が国の企業のうち、57.6%を個人事業主が占めるが、常用雇用者に占める割合は約 8.7%。個人事業主の数は減少傾向にあり、2009年では、1999年と比べて約77万者(約24%)減少しているもの の、小規模企業の約6割(63%)は個人事業主であり、我が国における経済主体の重要な一翼を担う◆
「 個人事業主( 有限会社なども)の場合、開業後1年での生存率は62.3%。開業3年後の生存率は38%。6年後の生存率は20%、10年後の生存率は10% 」 と数字があります。 ちなみに私は2011年に会社を辞めて、ちょうど14年目になりますよね。
母方の祖父が会社を経営していて、祖母から事業を継続させていく事の大変さを折に触れ聞いていました。 叔父が引き継ぎましたが、20年くらい前に事業を畳んだそう。 どんな事業でも継続すること、継続していたものを止めることは難しいことを痛感しています。
フリーランス( 個人事業主を含む )で仕事をすることは、一人で1)社長と2)経理と3)営業と4)庶務そしてエンジニアも行うこと。 そのことが不安しか感じないなら、フリーランスではなくて、会社員または雇われている方がいいかもしれませんね。
自分で売り込むこと( 営業 )も必要ですし、それに最初は全てを一人で対応することになります。 人を雇うにしても、雇うことに責任があるので。 そういうことも含めて、個人で仕事をしていく…という覚悟がないと無理じゃないかなぁと、今だから言えること。
会社員として大企業から中小企業まで経験したことが、今の基礎となっていて全てが勉強になっています。 セラピストという仕事にとどまらずに、人に教えることもあるし、まほう部のマネージャーであったり、イベント運営など活動は多岐にわたっています。
あとセラピストとしての仕事以外にも、経理だけにとどまらず会社運営もだし、ホームページ管理だったり、販売促進のための活動などなどもあります。 個人で仕事をしていくのであれば、まずは自分が休みなくやらなければいけないことだらけなんですよ。
特に経営者の方は、自分が苦手とすることを一度経験しておくべきだと思います。 だって自分が苦手なことを任せたいときに、苦手なことほど明確な指示が必要ですからね。 だから苦手なことの挑戦は必要だと、つくづく思うことなのです。
仕事というのは結果が、そのまま評価につながるということ。 苦手な作業もあるだろうけれど、「 メンドクサイ・簡単すぎる・とにかく〇〇さんが嫌い・苦手だからイヤだ 」 という理由で仕事を断っては、お金は稼げないのですからね。
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