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執筆者の写真友理香 植野

セラピー用語:好転反応とは?


好転反応での症状の例 ①弛緩反応 だるい・眠い・やる気がでない...  ➡カラダ本来の機能が働き始めると、他の臓器が今までの病状に合わせていたことでアンバランスになる ②過敏反応 便秘・下痢や発汗など.... ➡カラダが慢性化で安定してしまっているときに、助けとなるものが注入されると、一時的に急性の状態に戻ることがある。 ③排泄作用 吹き出物・湿疹・目ヤニ・尿の色の変化など.. ➡解毒作用が活発になることで、老廃物や疲労の元をカラダから出そうとする働き。 ④回転反応 発熱・吐き気・腹痛・だるい... ➡血行の改善により、滞っていた部位へ血液が流れやすくなり始める時に起こる。

漢方を対象にした調査にはなりますが、好転反応( マッサージや整体の施術を受けた後に、揉まれた箇所が痛くなったり全身がだるくなったりすること )が続く期間の統計があって、その反応には共通した特徴があるそう( それは上記にまとめました )なのです。

その統計によると施術後1日〜3日で好転反応の症状が現れ、それから1〜3日感程度好転反応と思われる症状が続いたという調査になります。 施術後おおよそ1〜3日目に症状が出て、そこから1〜3日間その症状が続く可能性があると調査の内容を見ると言えますね。


これらの反応は調整反応とも言い、最初に現れるカラダの反応で、例えば次のような反応が現れることもあります。 眠気・だるさ・微熱・身体のかゆみ・身体の悪い箇所が痛む、お腹がゆるくなる・涙が止まらない・一時的に感情の起伏が激しくなる等があります。


ヒーリングの場合でも似たようなことがあり、ヒーリングを受けられた方で、急に涙を流される方もいらっしゃいます。 ほとんどの方が 「 なぜか涙が出て止まらなかった 」と仰います。 涙を流した後は、心も身体も軽くなって、なぜかハッピーな気持ちになるのです。

そこには生理的作用があって “ 涙 ” には、体内にたまった汚物を体外に排出し体内を浄化するという生理的作用があるからなんですね。 このことをカタルシスと言うのですけれども、カタルシス - Catharsis という言葉は、どこからきていると思いますか?

この言葉の語源はギリシャ語である “Katharsis ” から来ています。 心理面から言うと、涙や鼻がでるということは、体内にたまった汚物を体外に排出して、体内を浄化しています。 つまり涙で心が浄化する生理的作用の事を、“ カタルシス ”と言うのです。

ご自身の感情を押し殺して( つまり我慢をしていた方ほど )きた方ほど、気持ちの起伏が激しくなって症状がでる場合があります。 ご自身の心の中で封印していた感情・押さえつけていた感情が出てきて、ヒーリングの途中で反応があることもあったりします。

何も不安に感じる事は一切ありませんし、解放と癒しの為の次へのステップへ進んでいると受け止めて下さい。 そうしたことは、これまでの自分から“ 卒業 ”のサインで、新しい自分 & 次のステップへ進む過程を楽しむことが一番( 体験談 )なのですから!

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