【 涙がもたらす生理的作用 】
涙と聞いて普通は “ 悲しい ” というイメージを思い出す方も多いかも… 時として涙を流す心理状態の時には、うれしいときや楽しいときに “ 涙 ” を流す方もいらっしゃることなので、必ずしも悲しい時とは限らないことだったりしますよね?
ご自身のセッションが終わったときに、涙を流されるクライアントの方もいらっしゃいます。 ほとんどの方が 「 ( 理由がない )なぜか涙が出て止まらなかった 」と仰います。 涙を流した後は、心も身体も軽くなって、なぜかハッピーな気持ちになるんです。
というのも “ 涙 ” には、体内にたまった汚物を体外に排出し、体内を浄化するという生理的作用があるから。 このことをカタルシスと言いますが、カタルシス - Catharsis という言葉の意味は、ギリシャ語である “Katharsis ” から来ています。
カタルシスとは心理学における、浄化および排他のこと。 無意識の内に抑圧されている、過去の苦痛や恐怖、罪悪感をともなう体験や、そのときの感情などを言葉で外にだすことによって、「 たまっていたものを排出し 」て、心の緊張がほぐれるようになるのです。
【 涙が持つ心理的な作用 】
涙を心理的作用の視点から説明をすると、涙が出てくるときには、あなたの中で封印していた感情・押さえつけていた感情が出てくるということ。 そして自分の中に押さえつけていたマイナス・ネガティブな思いを開放した時に、涙が出ている方も多いのです。
それらは “心の底 = 潜在意識 ” つまりご本人の本能の部分が、浄化と解放がなされた為に起きた好転反応なのです。 あなた自身が良い方向に向かう為に起こる心身の浄化の反応で、それらは時間が経過すると必ず収まりますからご安心くださいね。 涙が出て止まらないからと言って、何も不安に感じることはありません。 あなた自身がこれまでの自分から次のステージへ進む準備ができたと、冷静に受け止めて下さい。 これまでの自分から “ 卒業 ” なので、進む過程を楽しむことが大切なんですよ。
心から幸せになりたいと思うなら、今という瞬間から自ら出すエネルギーを、下心や見返り等が一切ない “ 愛・恩恵・感謝等々 ” という気持ちでいることが重要です。 だって1秒先の事でも未来だから、この瞬間から考え方を変えれば、未来を変えられるから!
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