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ブランドアイテムは改造をしてはダメなワケと、手帳カバーとして愛用しているお財布の表の部分を、ティファニーブルーへ染め直しをしたワケ

ティファニーブルーとは、アメリカ・ニューヨーク発の世界的ブランド「Tiffany&Co(ティファニー)」のブランドカラーです。柔らかい色合いのターコイズブルーで、「 幸せを呼ぶ鳥 」といわれる「 コマドリ 」の卵が由来とされます。 
コマドリは春の訪れを告げる鳥であり、昔から「 幸運をもたらす鳥 」として知られてきました。 そのためイギリスでは昔から大切な資産を記録する台帳の表紙によく使用されていたそうです。 また青色は真実や高潔さの象徴ともいわれています。

バッグや小物の修理をお願いしようと持ったら、ブランドに出すリペアと革の職人さんが行うリペアと、皆様はどちらにお願いをしようと思われますか? もし下取りに出す( リユース市場へ売る )と考えると、革の職人さんに頼むのは止めておいた方がいいですよ。


それは正規のリペアで頼まずに、もし靴の修理などをしている革職人さんに頼むと、改造をした( 手を加えた )とみなされるそうです。 つまり正規品ではない:偽物として扱われるので、買取のお店によっては買取をしてもらえない…ということになるのですって。


改造品( かなり辛辣:しんらつな表現ではありますが )を買い取ってくれないのは、買取の業界では事実であるということ。 ぶっちゃけ言うと染め直しの必要なエルメスのバーキンなら、エルメスに直接お願いをしてメンテナンスを依頼しなくてはダメなんですよ。 


染め直しは改造しとみなされる、つまり法的なリスクがあるということ。 既存の製品を染め直したり、染め替える行為がブランドの肖像権の侵害に該当する可能性があるかも。 正規店以外でリカラーをした商品は、他の部分での修理が正規店で断られることもある…


つまり一度でも社外( お磨きでも )で修理をしてしまうと、その製品はサポートの対象外となってしまい、修理やメンテナンスを断られてしまうことがあるのです。 今回の染め直しはリユースに出さないと決めている、Tomorrowlandのトラベルウォレットのお話です。


トラベルウォレットでしたが、新書サイズの手帳カバーとして、約2年ほど愛用をしてきましたが、オフホワイトのために薄汚れてきてしまいました。 お気に入りだったので買取は考えておらず、なので手帳の全体( 表側と内側 )の染め直しをしたいと思ったのです。


職人の方の説明によると、全体を染め直しするのは、全部を解体してから染色するそう。 だから最初から作るのと同じで、技術も高くないと無理ということ。 今回は費用の面から考えて、表の部分だけの染め直し。 それでも買った時のお値段はしましたからね。


受け取った時は少しブルーが薄く感じたけど、翌日に見てみると色味はピッタリ! 「 下取りに出さない 」のであれば、今回のように染め直すことも一つの手段かも。 技術がいるこっとなのので、お値段は高いけれども。 でも染め直しをしてみてよかったですね。

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