不完全であるからこそ、本物であるというのはダイヤモンドのお話です。 工場で作られるラボグロウンダイヤモンドは、本物と同じ炭素でできています。 ラボで作られるとはいえ、硬度や屈折度も全く同じで、違いは本物のダイヤモンドには不純物があるということ。
見た目ではわからないけれど、ラボで作られたダイヤモンドの炭素に不純物は混じらないそうです。 本物のダイヤモンドは不完全( 不純物があるから )だけれど、不完全か完全かの違いともいえます。 アメリカではラボグロウンダイヤモンドの人気はあるそう。
私たち人間でも言えることで、完璧な人間はいないからこそ、不完全な部分が面白い & 魅力であると思うこと。 そしてかけがえのない存在であるのだと… 人間関係の構築には、【 相補正の法則 】というルールがあるそうです。 これについて解説をすると…
お互いの足りない部分を補い合って、より良い関係を築いていくことなんだそう。 そうやってお互いを置ぎ合いながら、パートナーであったり・夫婦となるとのこと。 例えば一方( 男性 )が完璧だったなら、補うものが何もないという事になりますよね?
そうなると( 女性 )は、存在価値がなくなってしまいます。 相手に補う部分は何もなく、自分の不足している部分( これは誰もがあること )を補われるばかりの関係であれば、自分の存在価値を感じられなくなり、結果として不幸になってしまうことに。
光( 陽 )の部分が明るくなればなるほど、影( 陰 )もまた濃くなる、つまり明るければ明るいほど、その反面で闇( 暗さ )は暗くなるというルールがあります。 すべては陰と陽( 光と影 )でできていて、暗闇( 暗い )や光( 明るい )だけではありません。
これを人生に例えると、どの人の人生にも陰と陽の出来事が存在するのです。 私たちが生きている限りは、人生に起こることの全てがハッピーな事だらけではなく、世の中のルールとして、陰と陽の対称的な二つがあって成立しているということなんですね。
他に例を挙げると、人として・ビジネスの面で学ぶステージが変わる時、また変わった( 役職を得て、責任や収入が増えるなど )時など。 自分の影となる陰の部分も更に色濃くなり、全てが表裏一体であって辻褄がピッタリと合うということなのです。
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