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光とセットで必ず“ 影 ”が存在します

執筆者の写真: 友理香 植野友理香 植野

芸能人で売れ続けている人( 陽 )がいますが、彼らは売れ続ける為の努力( 陰 )を続けているはずです。 売れれば売れるほど、保ち続ける為の労力( 努力 )はキツイから。 その努力は好きだから続けられている…ともいえて、努力を努力と思っていないはず。


つまり陽:光の部分が明るくなればなるほど、陰:闇もまた合わせて濃くなります。 これは“ 陰と陽のルール ”と私は言っていて、明るければ明るいほど、その反面で闇( 暗さ )は暗くなります。 まるで合わせ鏡のようで、光が強くなるほど陰も強くなるのです。


私個人は陽と陰のバランスが崩れる時というのは、その人にとって必要必然となる出来事が起きて調整( バランスが崩れるという意味 )する必要があるから…だと考えています。 バランスが崩れるのは、陽か陰でどちらかに偏り( 欠け )が起こるからなんですよ。


実は豊かさに満ち溢れている方たちが意識しているのは、自分の中に【 陰 】の部分があり、上手に陰の部分と付き合っているということ。 あと陰の部分:他者からの恨み・辛み・妬み・批判に対して、相手と上手に距離を取っているということでしょうか。


成功している人は輝いているので、【 影 】の部分は見えません。 ですから【 光 】の部分だけで批判をする人たちは、人としての器が小さい方たちですね。 成功者の中には人格的には素晴らしいとは限らなくて、人徳がないと最後の最後で足元をすくわれますから。


そういう大きなトラブルが起きた時は、まず冷静になってシッカリと受け止めること。 そして「 なぜバランスを崩すような出来事が起こったのか、どうやって解決するか 」と、客観的に考えて欲しい。 感情的になって暴走すると、後々で自分が苦しみますから。


陰と陽には善悪も優劣もなく、何事においても極端に偏りすぎるのはダメ。 上の太極図で陰と陽が半々に描かれているように、陰と陽の気は半分ずつのバランスが理想です。 陰と陽の気がどちらかに過剰になると、不具合( トラブル )が起きてしまうのですね。


中庸のバランスが保てていると、心にも身体にも負担がかかりません。 陰が強まれば陽の気を、陽が強まれば陰の気を積極的に取り込むことが大切です。 この状態というのは、控えめすぎることもなく積極的すぎることもない、全体を俯瞰して見られる状態ですから。





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