このドラマをざーっくりと説明すると、「 家同志の政略結婚により縁を得た夫と妻が、数々の事件と遭遇しながら一緒に暮らす内に、相手の人となりに魅かれて行き、お互いに無くてはならない最愛の人となる 」という内容。 しかもイヤな方たちがドンドン出ます。
夫にとっては何人目かの相手（ 亡くなった正室と他の側室を含めて ）になるのですが、お互いにいわば初恋同士という状況。 お互いが魅かれ合って、本当の夫婦になって行くというあらすじ。 側室からの度重なる罠や、敵対する他の家からの執拗なまでの陰謀もある。
実の姉だけではなくて、自分の実家（ 実母は亡くなり、異母の姉から ）からの嫌がらせもあったり。 こんなに毎日大変な事が起こる家庭は無いのですが、本当に色々な事件が起きるのですが、その度に観察眼が鋭く・判断力に長けている主人公が解決していきます。
側室の一人が本当に性格が悪くて、あの手この手で主人公（ 十一娘 ）を陥れていきます。 亡くなった正室に対しても嫉妬心がひどく、表面上は仲良くしていたけれど、実は毒を飲ませ続けて暗殺したほど。 とにかく夫（ 侯爺 ）に対して、異様なほど執着してる。
足の引っ張り合いがドラマが終わるまで続くワケではない（ このイタイ側室は、26話で退場するから笑 ）けれど、見ているこちらがムカムカするほど性根悪くて、結果的には自分の策に、自分が掛かってしまい、全ての事実が露呈して自分の首を絞めることになる…
何度も繰り返しお話していますが、 “ 自分が人生に起きるすべての出来事は、今までの自分がどんな行いをしてきたかの結果 ” であり、全てが自分の因果（ 行い ）に応じた現象（ 事実 ）が起きているだけ。 これはお釈迦さまも仰っていることなのですね。
（ 私も経験したから断言できますが ）人として心の尊厳を傷つける人たちって、ずる賢いし・手を変え品を変えて、自分たちを良く見せようとする… 中には自分を上げて、相手を下げる（ 見下すという意味 ）ことを無意識にやっていたりするから、質が悪いですよね。
（ どの時代でも国でもいえること ）自分の内面や物事を見る視点が変われば、関係もガラリと変わります。 Position（ 見る位置や視点 ）が変わり、見えるものが全く違うもの（ Perception ）になり、そして考え方（Perspective）は千差万別になるのですから。
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