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執筆者の写真友理香 植野

心的外傷(トラウマ)は、行動・こころ・からだに影響を与えるんですよ


個人で対処できないほどの圧倒されるような体験によってもたらされる心の傷がトラウマで、トラウマとなる体験( 外傷体験 )によって、様々な心身の反応が起こります。 そんんな体験として、地震、津波、台風などの自然災害・虐待・犯罪・性暴力・交通事故など。


また日々の生活でも、重い病気やけが、家族や友人の死や別離またいじめなどでもトラウマとなる場合があります。 私の場合には同級生たちから暴力によるいじめを受けていた経験があったので、前職のブラック社長のハラスメントで心の傷が復活したんですよね。


私自身も子供の頃に同級生たちから暴力を受けて大けがをしたり、また言葉の暴力を受けて心がメタメタになりましたし、労働裁判で社長からの嫌がらせで身体にダメージを受けましたから。 自分ではすっかり回復したと思っていても、実は回復していなかったり。


あまりにも酷すぎて、全部の事なんか覚えていません。 労働裁判の時や、以前に学んだ技法の先生たちの嫌がらせに、昔の心の傷の膿が出て来て辛い毎日を送りました。 だから心をざわつかせるような相手とは、そっと静かに離れた方がいいと思う( 経験より )


というのも当時受けた心の傷を思い出すような出来事が起こるたびに感情がフラッシュバックして、「 私はまだまだ心が傷ついているんだな 」と思い知らされました。 心の傷が大きければ大きいほど、本当の意味で立ち直るには時間が必要だと痛感したのです。


トラウマを抱えている人への対応する中で、サポートする側がトラウマを抱えてしまうことを代理受傷と呼びます。 トラウマを抱えているものがヒーリングをするのか…という方もいるかもしれませんが、経験をしているからこそトラウマの苦しみを知っているんですよ。


ですから過去に無力感・消耗感・恐怖やPTSD症状などが出てくることがあれば、私自身も自分自身への心のケアを仕事よりも優先をしています。 もちろんクライアントの方へは自分の中でできる範囲でヒーリングを行いますし、様々なストレス解消法を実践しています。


私個人はトラウマに関しては、完全には「 治癒する 」とは考えていません。 「 気にならない 」 というか 「 無関心 」 という感情の境地になることが、一番ベストであると考えています。 彼らの名前を聞いたとしても、何の興味も・何とも思わないのがベストです。








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