つい最近もイベントのお仕事で、ある方の我がままでイライラしたことが… その時に思い出したのが、アイオワ州立大学のブラッド・ブッシュマンという教授が発表した実験のこと。 この実験は被験者にサンドバッグを叩かせて、怒りを吐き出せるという内容のもの。
この実験内容を見てみると、サンドバッグで叩いた人が叩かなかった人よりも、攻撃性や残酷性を2倍も強く表わしたという結果が。 つまり発露( 爆発した )した「 怒り 」は次の「 怒り 」を生んでしまうにです。 またブッシュマン教授は、こうも解説しています。
「 発露( 爆発 )した怒りは次の怒りを生むので、< あえて「 怒り 」を冷まそうとするよりも、ただ( 怒りの )火の元を断ちなさい。10まで必要なら100まで数えれば怒りは収まるだろう > 」とも言っているそうです。 100まで数えるのが、難しいことですが。
繰り返しお伝えしていますが、感情の赴くままに周囲の人たちへ八つ当たり・暴言の吐きまくって、怒りをぶつけたならば、自分に戻ってくるだけだと自分を含めて経験から思うこと。 自分が蒔いた因果( トラブル )の種は、自分が刈り取らなくてはいけないのです。
誰もが経験あると思いますが、腹が立つ時やムカついた時の感情を、抑えようとすればする程、逆にイライラとする感情は抑えられないですよね。 無理やりイライラを抑え込んだり、ガマンをするのはダメなのは、病気となってしまうこともあるからなんですね。
個人的な経験からいうと、大きな声でハッキリと「 ムカつく! 」と言うことは重要です。 確かに「 怒りは怒りを引き寄せる 」と言う方もいますが、時間差がありますから心配しなくても大丈夫です。 それよりもイライラから、素早く離れることの方が大切!
悪口を言うにしても、言うことで怒りを昇華( 消化 )できる仲間選びが重要となるのです。 悪口というのは強い毒だから、負のエネルギーに心も精神面も支配されますから。 だからグチる「 仲間 」を真剣に選ばないと、自分で自分の首を絞めることになるから。
とにもかくにも話す相手は選ばないといけないから、例えばカウンセラー等の専門家の方に行った方がいいかも。 また相談できる人が心も精神面でも、また人としても器が大きい人( グチを吐き出すのだから、相手もメンタルが強くないと )でないとね!
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