セラピーやヒーリングを行うことだったり、また教えるということは 、セラピストが時間や労働( 労力 ) ” を提供しています。 そして受けた方はお金という対価で交換します。 物理を思い出してほしいのですが、時間もエネルギーとして計算式に含むでしょ?
もし…仮に“ 無償 ” という形でリーディングを提供してくれるのであれば、( セラピストの立場から言わせてもらうと )“ 感想 ” をお願いしたら、「 感想 」が欲しいかな。 「 有難うございます 」「 わかりみ! 」「 深い! 」いう一言は違うと思うのです。
そういうコメントは“ 感想 ”ではなくて、単に感情を表しただけ。 「 何故ありがたいと感じたのか 」 「 どんな状況で自分が分かった( 納得をした )のか 」 「 どんな風に分かったのか 」と伝えることが感想なんですよね… ただ慣れないと難しいかもしれない。
社会人として自分が社内の会議で意見を求められた時に、出てきた言葉が「 いいと思います 」なのはNGなのです。 こんな時に「 考えが言葉にならない 」のではなくて、「 考えられていないから言葉に出来ない 」だけ。 頭の中でイメージをしているだけの状況。
明確に伝えることができないのは、単に感じているだけで言語化できていないことかも。 どうやって…と聞かれるけれども、私はその道にプロではないから、プロの方にお任せするのがいいと思う。 ただ感想と感情は違うことを、そこはしっかりと覚えておいてほしい。
感想を伝えることって、一つのコミュニケーションだと私は思っているのです。 ( 特に無料で )何かのサービスを受けた時に「 わかりみ! 」「 深い! 」「 なるほど! 」等という一言だけで返しちゃうのは、サービスを提供した相手の時間を奪っていることだから。
「 感情 」というのは反射的にかんじるもので、ある場面のみを対象としたものが多く、物事の前後や周りのことは明確ではないですね。 こちらが求めているのは感想で、これは物事を理解した上での評価で、冷静に相手の立場に立った自分の考えと言えますね。
例えば小論文を書くとしたら、設問に対して、根拠を示して自分の意見を論じ、論理的に相手を説得することが求められる文章と言えます。 その逆で作文や感想文なら、自分の思ったことを思ったように書くものだから、感情を書くわけではない…ということですね。
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