今回は文句を言うことについて。 「 あまり文句を言わない人 」と「 文句ばかりの人 」のパターンに分かれますね。 まず「 あまり文句を言わない人 」というのは、「 実は心の中で思っているけど人前で言わない 」または「 文句自体がない 」パターンがあります。
一番やっかいなパターンが「 文句ばかりの人 」で「 自分が思っている思い( 文句 )を周囲にまき散らしている人 」です。 「 文句ばかり言う人 」は、どこの会社やママ友等に存在しますよね。 個人的には「 よく文句ばかり言って、何に対しても文句だけなのね。
ここ最近出会った方たちは、愚痴ばかりの人は自分の言いたいことを言うだけの人。 本来は自分の仕事だとしても、「 でもぉ… 」「 だってぇ… 」「 私がやること? 」 「 私は正しいです! 」と自分の正当性を強く主張! 間違いを指摘されると、ブスっとします。
すべて素直に聞くことが良いワケではないけれど、「 自分が完全に正しい!」からと周囲のアドバイスを聞くこともできないのはマイナスです。 とあるイベントに参加したときに、「 文句と自己主張 」ばかりの方がいて、リーダーとして評価をマイナスとしました。
つくづく思うのは「 自分が発する言葉 」が「 自分の心 」を作るということ。「 人を傷つけて、攻撃する言葉 」から「 人を労わるような優しい言葉 」に変えるのです。 それだけで、自分だけではなくて周囲の人たちの気持ちを明るくすることができるのですから。
多少のグチはストレス解消となりますが、1)悪口は毒だから、グダグダと悪口を言い続けない 2)悪口を言う相手や物事に対して、心の整理が出来たり・感情の整理が出来て、前向きになれること 3)吐き出してスッキリしたら、悪口に引きずられないことですね。
ちなみに感情によってもたらされる「 空気感( 場の雰囲気 ) 」が感染することは脳科学によって認められており、脳科学の専門用語では「 情動感染 」と呼ばれるそう。 この状況になるのは、共感を起こす脳内の「 ミラーニューロン 」によるものだと覚えておいて!
なお「 ミラーニューロン 」による情動感染というのは、喜怒哀楽すべての感情によって起こることもね。 トロント大学生命倫理学教授 ケリー・ボウマンによれば、ネガティブな感情が最も感染しやすいそうで、確かにネガティブなエネルギーほど強いものはないから。
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