仕事用のスーツやインナーであったり、必要な下着であったとしても「 これっ！ 」 と気に入るものが最近は見つけることが難しくて… だから見つけた時には、値段を気にせずにまとめ買いをします。 とは言っても出会いは、1年に数回あるかないか…です。
私の場合には、肌触りを重要視しているので、素材や感触や縫製などの部分をチェックしちゃいます。 素材や感触あと縫製面でも思われる完璧なメゾンブランドでも、実際には「 うーん… 」と思うことがあるので、気にならない時というのは少ないでしょうか。
私が大切にしている感覚は、【 素材感 】です。 それは私は触覚（ 手に触った時や、肌に触れた時の感覚が強いタイプ ）派なので、肌ざわりとか感触にうるさい。 肌触りなどが良くないと感じたアイテムは、定期的に潔く処分しています。
普段私たちは衣服を着ていても、あまり意識することはないかもしれません。 ただ皮膚が衣服から受ける触覚は、思っている以上に身体の機能（ 例えば自律神経や免疫機能 ）に影響を与えていて、特に触覚の感覚が強い私にはストレスとなるんですよ。
とある実験：幼稚園に通う児童に、柔らかい肌触りのものとかたい肌触りのものにわけて木綿の肌着を着せたそうです。 この実験の結果はどうなったかというと、かたい肌着を着せられた児童は、硬い肌触りが子供達にはストレスとなったそうです。
また硬い肌触りによって、尿の中のコルチゾールという物質が増加したとのこと。 ちなみにコルチゾールとは、成長ホルモンの働きを抑える物質なんだそう。 一方柔らかい肌着を着せられた児童では、体が病気とたたかう能力が上がったという結果が。
以前は「 皮膚＝膜 」という認識でしたが、研究を重ねるうちに、皮膚自体がホルモンを生成し、このホルモンが血中に入って脳に影響を及ぼしていることが分かったそうで、脳から独立して活動しているそう！ つまり皮膚は「 第3の脳 」であるということ。
それは人間の免疫システムにおいて病原体を攻撃してくれる免疫グロブリンの増加が見られたから。 だから子供に限らずに、肌触りの良いものは、“ 心地が良い ”だけに限らずに、実際に安心感や癒しを脳を通じて与えている…ということですね。
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