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執筆者の写真友理香 植野

統計からみる起業後の廃業率と、セラピストとして生き残るためのポイント




中小企業庁の調査結果( 平成28年11月 )によると、60歳以上の経営者の内50%が廃業予定だそう。 会社を廃業する理由のトップ3は、以下の通りです。 1)はじめから自分の代でやめるつもりだった(38%) 2)事業に将来性がない(28%) 3)後継者がいない(29%) また廃業予定の企業の内で3割が法人経営者、また7割が個人事業になるとのこと。 なお企業規模が小さいほど、廃業の理由が切実であることを示しているそうで、廃業を決めていないが後継者が決まっていない企業も22%( まだ後継者を決める必要のない会社を除く )もあって、後継者選びに苦しんでいる企業が多い状況と言えますね。  【出典】中小企業庁|中小企業庁長官 平成31年 年頭所感

別のデータでは「 個人事業主( 有限会社など)の場合、開業後1年での生存率は62.3%。開業3年後の生存率は38%。5年後の生存率は25%、10年後の生存率は10% 」 と数字( 2006年版中小企業白書に基づく )があります。

母方の祖父は会社を経営していて、亡くなった祖母から事業を継続させていく大変さは聞いていたけれど。 実際に私自身が個人事業主になって思ったことは、どんな事業でも継続すること&継続していたものを止めることは難しいことだと思う。

働く20代から50代の女性の方に調査した結果 ( 女性のためのキャリア&ライフコーチングスクール「SHElikes」を主要事業として展開するSHE株式会社により実施 )によると、働く女性の4人に3人が経済面に不安を抱えているという結果が。

また6人に1人が月収面での変化が起きていて、約9割(89.1%)もの女性が、「 今後の生き方やキャリアを考え直したい 」と答えているそう。 自由記述では未曾有な事態を、どのように捉えていくかに言及されているものが多かったとのこと。

【 好き 】という理由では、自分の天職とは限らないと思う。 それより続けるための強い意志が必要で、続ける事はコツコツと積み重ねること。 継続すること・積み重ねることが苦手な人は、残念ながら天職はわからないだろうなぁ…と。

私のセラピストという仕事は、才能がかなり大切なファクターではあるのは事実だけど、技術や知識は仕事を通して身に着けていくこと。 だから才能だけ( セラピストの場合には )では、全く意味は成さないと個人的には思ってます。

どんな仕事であったとしても、辛い時だって・しんどいと思う時だってあるけど、継続は力なりだと心から思う。それでもあなたの心がワクワクと感じて仕事が出来たり、あと努力を努力と思わないで楽しめるようなことがありますか?

何もしないで、楽をして良くなりたい…と思うのは、人間であれば誰しも思う事だけれど単に怠けているだけ。 次のステージへ進む( 体力・気力・知力を回復する )ために、時には心と身体そして精神をシッカリと休めないとね! 

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