top of page
執筆者の写真友理香 植野

“ 酸っぱいレモン ” から甘くて美味しいレモネードへ変えられる人になるために…



レモンは日本でもできるようになりましたが、カリフォルニアなど北米産が大きなシェアを占めていますよね。 もともとはインド北部原産のアジアのフルーツなんだそうで、古代から原種のシトロンが広く栽培されていて、西アジアから地中海沿岸では特に有名です。

 

シトロンよりも果汁や果肉の多いレモンがいつ頃作られるようになったかは、定かではありませんが、ペルシャ帝国・イスラム帝国を経て、10世紀頃にはヨーロッパ全域に伝わったとされています。 当時は温暖な南ヨーロッパでしか、栽培することができなかったそう。

 

つまりレモンは貴重な高級フルーツとして、富の象徴だったというワケ。 レモンには “ 富や成功・幸運のシンボルであるだけではなくて、解毒効果があるとして古代から「エネルギーの浄化」や「ネガティブな空気を取り除く ” という象徴があるそうです。

 

またlemonには「 できそこない・欠陥品・不快なもの・魅力のない人・ばか・ポンコツ等 」という隠れた意味もあったりします。 ちなみにLemonという単語がLemonadeに代わると、「 みんなが喜ぶいいこと 」 という意味に変わるということです。

 

「 When life gives you lemons, make lemodate:直訳:あなたの人生にレモンが与えられたら、それでレモネードを作れ 」 つまり「 どんな逆境という状況にいても、負けずにベストを尽くせ 」 で、「 災い転じて福となす 」とも解釈することができます。

 

何かを変えられる賢い方というのは、酸っぱいレモンを手にした時( 悪い状況に陥った時 )に、この「 どうしたら、この酸っぱいレモンから甘くておいしいレモネードを作れるんだろう… 」と、色々と工夫をして・結果的に成功するということなんですよね。


どんよりとした経済状況が続いている中、誰もが不安を感じていますが、この状況を新たな強みを作る絶好の機会だったりします。 こうした未曾有の出来事が起きたとしても、大難を小難に抑えたり・凶を吉に転じさせたりして、ピンチをチャンスに変えている人も。


つまり今までのPosition( 見る位置や視点 )を変えてみると、それ以降で見えるものが全く違うもの( Perception )になり、そして考え方(Perspective)は様々な可能性となっていくのだとね。 そんなときこそ今までの視点や価値観を再構築する時期なんですね。

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page